弾丸込めた焼酎ってなんなんだよ（挨拶）
マジ恋アペンドも３作目ですねー
無印（２００９年）の頃から考えると、ほんとに息の長い作品になりましたなぁ
正直この商法は大嫌いなんですけど、なんだかんだ手を出してしまいました…悔しいっ…でｍ（ry
真面目な旅記事の次に、平気でエロゲ記事を書く自分に若干の危機感を抱きつつ、
早速レビューしてみましょう
もちろんネタバレ注意！
グラフィック … A
はいはい wagi氏は完璧 wagi氏は完璧
今回はエロCGのクオリティが高かったような気がします
ただ、その反面としてヒロイン１人１人にフォーカスしたCGが多くなっており、
「全員集合！」って感じの、いつものマジ恋っぽい１枚絵がなかったのが少し寂しかったです
サウンド … B+
何か「マジ恋」のBGMは、聴くたび聴くたび良くなっていきますね
もはや、BGMがマジ恋ワールドを負っているというか、
無印マジ恋をプレイしている時のワクワクが蘇るように感じます
「日常もスペシャル」「政令都市川神」「ウェットな僕ら」
「無頼のクラス」「夕焼けアムネジア」「風間ファミリー」あたりがもうヤバい
何だったら、これらを聴くためにアペンドに手を出してる感がありますからね
吹奏楽とピアノの軽快なサウンドが作風によく合っているんですよ
特にゲーム内で大和の仕事が終わってゆっくりするときに流れる「ウェットな僕ら」は何時間でも聴いてられる気がする
声優については…もう言葉は不要でしょう
この場面とか、「この面子地獄すぎる」ってのは声優の豪華さを言ってるんじゃないかと思うくらいです
流石に別撮りだとは思うが…もしアフレコ現場が一緒だったら、あずみ役の人の本音とも取れるｗ
新キャラの声優もこれまた豪華だよなぁ
まず驚いたのが松永カサゴ役の進藤尚美さん！
最近どこかで聞いたなぁと思えば「境界の彼方」の彩華さんだったし、
調べてみると「ガンダムSEED」のカガリ役やられてるじゃないですか！
百足役の犬飼善之介さんも流石の起用
最近はアトラスの某人気シリーズでラスボス（？）を演じていらしたベテランです
そして前回九条さんの代理でまゆっちの声を当てていた遥そらさん、
今作では新キャラのシェイラ・コロンボを演じておられます！
キャラが完璧に立っていて、素晴らしい演技だったと思います
改めて、いい声してるなぁ…と惚れ惚れしてしまいました
今期のアニメにも出演されているし、もっと活躍してほしいなぁ
まぁ何より、今回は燕アフターがあるということで、
松永久信役のリカルド大吉さんの出番が多くて嬉しかった
欲望に忠実なところが「これ演技じゃなくて素じゃね？」ってくらいマッチしてました
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| ヤ〇グさん完全に素ですよねｗｗｗｗ |
最近ラジオ関西の某番組でアラフィフネタを連発したりして元気がないように感じてたので、
いまだ衰えぬ演技力を見れて、ある意味安心しました
演出 … C+
相変わらず、戦闘時のエフェクトの多彩さは見事だし、
パロディの新鮮さには度肝を抜かれますが、
これらは毎度のことなんですよね
目新しいものが見当たらないという意味で、大きくは評価出来ないかなぁ
さて、恒例ですが印象的だったパロディを見てみましょうか
2013年度の流行語大賞にも選ばれた例の台詞。
あともう一か所あったな…
なんでや！那珂ちゃん関係ないやろ！
しかし、スグルのこの姿勢は見習いたいものですな
これまた最新ものですねぇ…
今回はやたらサムライフラメンコがプッシュされてた気がする
そういえば何話かの脚本をタカヒロが手掛けてたんだっけ？
サムメンコのパロディと言えば、今作のおふざけで一番力入ってたのはチュートリアルでしたね
わざわざあんなエフェクトを用意して…馬鹿じゃないの？（褒め言葉）
仲間を集めた後も見てみたかったものです
そして今回もありました、京バッドエンド！
この後に「本当は望んでたんでしょ？」との台詞、完全に見抜かれてました
完全に京バッドだこれ！という見え見えの選択肢を見た時、勝利を確信しましたからね（？）
流石にA-1の時のような動画演出はなかったけど、何故かすごく安心しました
ストーリー … C+
全体的に、ロマンス分が多めでしたね
燕はアフターだし、李さんは甘々お姉さんキャラになっていたので仕方ない
関係ないけど、ちょいちょい出てきて気のある素振りしたり嫉妬したりする弁慶が可愛い！
…と、この場を借りて書いておこう
マジ恋の売りである燃え要素はかろうじてステイシールートが担っていましたが、
もうほとんど別物になってるなぁ…としみじみ感じます
では、以下にルートごとの感想を書いていきます
・李ルート
正直かなり気になってたツインメイドの一人、李静初。
新攻略キャラということで、シナリオはアペンドの中では中くらいの長さとなってます
Sの頃から比べると、いつの間にか大和に甘々なお姉さんになっていますね
そのままお互いに好きになり、二人で李さんの過去に立ち向かうという王道的展開です
なんていうか…李さんが可愛いということ以外に言うことがありません
もう声優がね…完全無欠ですから
途中にところどころ、「歌が上手すぎる」ネタが挟まれてて笑いましたｗ
EDが一人だけ違うものね…別に他の二人もお上手なんだけど、やはり一人だけ突き抜けてる気がする
ただ歌詞がダジャレで埋め尽くされてるのが残念すぎる…まぁそこまで含めてキャラソンだからな
それにしても「死んだふり大会」のゾズマはずるい…！
もう毎度のことですけど、大御所に何言わせてんだ！
しかし、死んだふり大会ってリアルにあるんですかね？
ググっても情報が出てこないんですが、すごく気になります
・ステイシールート
ツインメイドのもう一人、ステイシー・コナー！
これまた声優がとんでもない豪華さで、エロゲーであることを忘れますよね
物語は大和が九鬼に就職して３年後が舞台ということで、
「周りの変化」をふんだんに盛り込んでいたところが非常にポイント高いです
無印からリアルタイムで４年以上経っているわけで、
いくら「マジ恋ワールド」が強く心に刻まれていても、
個人的には学園生活に感情移入するのも流石にキツくなってきているわけです
そこにきて、愛すべきキャラ達が「皆変わったな、あのころが懐かしいな」と話してると、
リアルの事情も相まって非常に共感できるというか、
ビターな哀愁も加わって味わい深い面白さが醸し出されてると思います
なんていうか、無印の京ルートの感動に近いかな
こう思うあたり、俺もおっさんになってきてるということでしょう…あれ、目にゴミが…
シナリオとしては、大和の成長とステイシーの心の変化が見ていて面白い
それと、物語の進展・結末の分岐が多いのがこのルートの特徴ですね
彼女（千花）、京、新キャラのシェイラと、バラエティ豊かです
テキスト量も公式では李さんと同じくらいだと書かれてますけど、より充実してる気がする
シナリオやキャラ萌えというよりかは、李との友情と時の流れを見れたのが個人的に嬉しかった
A-3では一番楽しめたパートだったと思います
・燕との未来
燕アフターはSの分岐に合わせて２種類用意されています
最初の選択画面でルートまで選べる親切設計
アペンドにおいて恒例ではありますが、アフターは分量少な目、甘さ増し増しです
燕は「S」で主役級の待遇だったし、これくらいでいいと思う
それに、「大和主導権ルート」は甘々オンリーだったけど、
「燕主導権ルート」は燕の両親の仲直りがストーリーの軸だったので、普通に楽しかったです
それに加えて、後者には大和の両親が多く出演しているのも目新しくてプラス要素。
総評 … B-
無印と「S」のクオリティを考えると、正直この金額設定でもギリギリの出来かなと思ってしまう
上にも書きましたが、「真剣で私に恋しなさい！」がリリースされて結構な時間が経っており、
さらに毎回発売までに何か月かのブランクがあるアペンドディスクには、
相当コアなファンしかついてこれてない気がします
単純にこの商法が嫌な人もいる（俺もその一人）だろうし、
数年開けてもまとめて出した方がよかったはずだと今更ながら思う
まぁステイシーの「３年後」という設定が面白かったので、おまけしてB-って感じかなぁ
どうせなら、もっと大人になった大和たちの物語が見てみたいな（チラッ）
次回は…林冲が気になるけど…うーん
正直、本気で見たいと思うのはA-5の天衣くらいっすかねぇ
はたして発売時まで俺の興味が持つかどうか…
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